黒蝶真珠の総称として用いられるタヒチアンパールは、
正式にはフレンチポリネシア産パールと言われ
タヒチのツアモツ諸島周辺やガンビエ諸島周辺で養殖されている。
1980年代後半に、アコヤ貝での養殖技術を確立した
日本の技術支援もあって、この地に養殖産業が定着した。
今では、養殖から販売まで、国全体でタヒチアンパールを管理する体制が整えられ
タヒチ政府が定める基準に合格した真珠だけが輸出されている。
現在、世界の黒蝶真珠の95%以上がタヒチで生み出されているといわれ
タヒチアンパールの名は誰もが知る存在となった。